Vol. 7

2013年 1月

新製品『アフロンEX-990』のご案内

冷却水系のスケール障害は、冷却塔における水の蒸発により循環水中の溶解成分が濃縮されることで起こります。発生するスケールの中でもシリカ系スケールは硬質で除去が難しく、熱交換性能にも大きく影響します。しかしシリカ系スケールは生成機構が複雑なこともあり明確な防止方法が確立できておらず、濃縮倍率を下げる方法が一般的でした。
『アフロンEX-990』は、この課題をクリアし、シリカ系スケールの分散機能を強化、高濃度シリカ水質条件下でも高濃縮運転を可能とした一液複合タイプの冷却水処理剤です。

  • 高濃度シリカ水質条件下でもシリカスケールの分散に高い効果を発揮、省エネに貢献します。
  • 冷却水系の3大障害(スケール、腐食、スライム)に対応した一液複合型冷却水処理剤です。
  • 低リン・低亜鉛の環境対応型処理剤です。
  • 循環水中の懸濁物質の分散効果に優れ、汚れの堆積を防止します。

交互運転軟水装置のご紹介

デジタルタイマー型 全自動軟水装置AFS-FL シリーズに交互運転タイプのAFST-FL シリーズが加わりました。交互運転軟水装置のメリットは、1日24時間連続で採水する事が可能な点です。
ラインナップは以下の通りです。

型式 タイマー 樹脂量 口径
AFST-6FL  自動交互 6×2 L  20 A
AFST-12FL 自動交互 12×2 L 20 A
AFST-18FL 自動交互 18×2 L 20 A
AFST-28FL 自動交互 28×2 L 20 A
AFST-40FL 自動交互 40×2 L 25 A
AFST-50FL 自動交互 50×2 L 25 A
AFST-75FL 自動交互 75×2 L 25 A
AFST-100FLS 自動交互 100×2 L 40 A
AFST-150FLS 自動交互 150×2 L 40 A
AFST-200FLS 自動交互 200×2 L 40 A
AFST-300FLS 自動交互 300×2 L 40 A

製品についての詳細は、弊社営業担当へお問い合わせ下さい。

2012年度レジオネラ症発症の増加

本年度はレジオネラ症届出件数が増加していることが国立感染症研究所より発表されています。12 月に入り、千葉県流山市で2009年以来のレジオネラ肺炎による死亡者が出ました。また、埼玉県日高市の「サイボク天然温泉牧場の湯」利用者の4名が11月26日~12月5日にかけてレジオネラ症を発症し、うち1人は重症となっています。
レジオネラ症発生増加の原因の1つに景気低迷による経費削減の為の管理不足もあるとされていますが、人の健康を守るためには、定期的なレジオネラ属菌の検査と適切な洗浄・除菌が重要であることは言うまでもありません。

ヘリウムガスが不足しています

東京ディズニーリゾートがキャラクター風船の販売中止を発表しました。風船にはヘリウムガスが使われていますが、このヘリウムガスの確保が困難になったためです。
医療用MRI や半導体の製造工程に必要なヘリウムガスが世界的に不足しており、問題になっています。

写真:分析装置01 分析分野においては、ガスクロマトグラフィーやガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)のキャリアガスとして高純度のヘリウムガスを使用しています。
芙蓉化学にもGC-MS 装置2台が日常的に稼動しており、深刻な供給不足になる前に解決してほしい問題です。

写真:分析装置02 ヘリウムガスは天然ガスの副産物として産出され、生産量の8割近くがアメリカで生産され、日本は100%輸入に頼っています。不足の原因は中国などの新興国での需要の増加や、アメリカの製造プラントの不調が挙げられていますが、新プラントの稼働までは不安定な供給が続くとみられています。

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